FAQ|尼崎カウンセリングルーム「ここはな」

新年のご挨拶と、 “自分の心を見つめる”ということ(No.1)

2024年、あけましておめでとうございます。

今年は、能登半島地震というショッキングな出来事から始まりました。たくさんの尊い命が犠牲となったこと、また被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

私自身、石川県に友人がおりますし、新潟にも親が住んでいるため、ただただ無事を祈るばかりでしたが、皆んなと連絡が取れた時はとてもホッとしました。

本当に、人生とはいつ、どんなことが起きるかわからないものです。
当たり前だと思っていた日常が、突然消え去ることもあります。
そう考えると、今こうして“当たり前”を生きていることがどれだけありがたいことか、そして1日1日を悔いのないように生きたいと感じました。

そのような新年のスタートとなりましたが、
今年は新たに、“自分を見つめる”ことを大切にした一年にしたいと感じております。

 

“自分を見つめる”とはどういうことかというと、
日々感じたこと、考えたこと、なぜそのように感じたかなど、自分の心をしっかりと見つめていくということです。

慌ただしく日常が過ぎると自分の心は、ついついおざなりになってしまいます。
以前は日記を書いたりして、よく自分の心を見つめる時間をもっていましたが、ここ最近はそういうことができていませんでした。

意識しないと、あっという間に、自分が感じたものは過ぎ去ってしまい、忘れてしまいます。
自分が感じたものを大切にして生きると、より“自分らしく“生きられるでしょうし、“自分を生きている”感覚も味わえると思います。

その日あった嬉しかった出来事、辛かった出来事、イライラした出来事、どんな些細なことでも構いません。
どんな時に、何を感じ、考えたのか。

心の中で整理するのも良いですが、紙に書いたり、スマホに入力したりと、形として残すとより良いと思います。

例えば、
「美味しいご飯を食べて、幸せな気持ちになった」
「仕事を通して感謝されて嬉しかった」
「理不尽なことを言われて納得できずムカついた」
など…

ちなみに、人はネガティブな記憶の方がより残りやすいので、嬉しかったことなどポジティブなことを意識したほうが幸福度は上がると言われています。なのでこうやってその日あった良かったことを思い出す時間は大切かと思います。

 

今年はそんなふうに“自分を見つめる”一年にしたいと思います。
このブログを読んでくださっている方も、ぜひ一緒にやってみるのはいかがでしょうか?


カテゴリ:心の豆知識