FAQ|尼崎カウンセリングルーム「ここはな」

「完璧主義」について

「自分は完璧主義だ」と思う人はいますか?身近にそのような方はいますか?

 

完璧であろうとすることは、ある意味素晴らしいことかと思いますが、一方で自分で自分の首をしめかねません。

なぜなら、完璧であるというのは、難しいから。

人は、調子が良い時もあれば、悪い時もあります。できることもあれば、できないこともある。得意なこともあれば、苦手なこともある。

高い理想を掲げで努力すること、完璧さを求めること自体は素晴らしいことだと思います。ですが、そうでない時に、自分を責めてしまう

それって辛いことです。

だってできない自分も自分なんですから、自分を否定していることになります。

 

大切なのは、

完璧であろうとする自分も、完璧ではない自分も、そのまま受け入れること。どちらも自分の大切な部分です。 

 

そして、完璧を求めるよりは、ほどほどの完璧さ、だったり、完璧じゃなくても大丈夫、と思えた方が楽だと思います。

 

完璧じゃないと、ダメな気がする?

自分がダメになってしまう気がする?

そんなことはありません。

完璧じゃなくても、あなたはダメではありません。

そもそも、人は完璧になれないことを受け入れること。不完全なものが人間です。

頑張る自分も、頑張れない自分も、できる自分も、できない自分も、全て大切な「あなた」です。

 

 

完璧であろうと頑張る人は、おそらく、その背景に、“自分を好きになりたい” “自信を持ちたい”そんな思いがあるのかもしれません。

 

どんな自分も受け入れられるようになると、本当の意味で、自分に自信がもてて、好きになれるかもしれませんね。


カテゴリ:心の豆知識