『笑って、バイバイ！』
この3．4月、身近な方が亡くなるということが相次ぎました。
ここに来られている相談者様の中にも、同じように身近な家族や知り合いが亡くなられた、と聞くことが度々ありました。
春は、出会いもあれば、お別れもある時期なのだと改めて感じました。
最近、以前ブログでご紹介した、たかの てるこさんの本『逃げろ 生きろ 生きのびろ！』の次作、『笑って、バイバイ！』という本を読みました。
その本の中に、
“かけがえのない存在を 失ったときには
早く立ち直らなければと かなしみを我慢するのではなく
時間をかけて かなしみ尽くすことで
一緒に過ごした どんな時間も全部
かけがえのない思い出として 大事にすること”
というメッセージがありました。
カウンセリングの場でも、
“早く立ち直らないと”と、悲しむことを我慢される方がいますが、
しっかり悲しみきることを大切にしています。
抑圧した感情はいつか必ず燻ってしまうものです。
悲しみきった先に、
前を向くことができ、
笑顔で見送れる日がくるのだと思います。
作者のたかの てるこさんは、
“死ぬとは、生きるとは…”という
大きくて大切なテーマについて、
メッセージを綴られてます。
この本を読み終えた後は、
心が熱くなる感覚と感動を覚えました。
そして、今こうして生きていることは当たり前ではないこと、
1日1日を大切に生きたいと感じました。
出会えて良かったと思える本でした。
ぜひ読んでみてください。
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